WHOは、新型コロナウイルスによって引き起こされる最も「深刻」な症状のうちの一つとして、呼吸困難を挙げている。
オミクロンの新しい変異株は、全世界の症例で未だ優勢であり、BA.5が第7波の主要株として出現して以来、感染者が指数関数的に増加している。
以前は、アルファ株(B1.1.7とQ系統)、デルタ株、そして最近の感染事例で最も多く見られるオミクロン株が存在した。いずれの変異株も、古い株に多く見られる症状やオミクロン亜種に頻繁に見られるようになるなど、時間と共に症状が変わりつつある。
呼吸困難とは何か、そして何故深刻な症状なのか?
呼吸困難は、新型コロナウイルスによって引き起こされる深刻な症状のうちの1つだ。呼吸困難のことで、息切れや呼吸時の不快感と訳される。この倦怠感は、新型コロナの多くの症例でとても見られる症状となっている。
したがって、世界保健機関(WHO)は、運動機能や言語機能の喪失、あるいは錯乱や胸痛と並んで、呼吸困難が深刻な症状であると挙げている。
この点について、これらの深刻な症状のいくつかが見られるようであれば「直ちに」医師の診察を受けるべきで、一方で軽い症状であれば自宅待機することが望ましいと告知している。
現在、新型コロナの最も一般的な症状
ロンドンのキングス・カレッジの科学者、NHSとZOEヘルス・スタディーによってイギリスで行われた最新の研究によると、新型コロナウイルスで陽性反応を示した約17,500人に関して、これらが新型コロナウイルスの主な症状だと結論付けた。
・喉の痛み – 患者の58%に発生
・頭痛 – 49%
・鼻づまり - 40%
・乾いた咳 – 40%
・鼻炎 – 40%
・痰を伴う咳 – 37%
・かすれ声 - 35%
・くしゃみ - 32%
・倦怠感 - 27%
・筋肉痛 – 25%
・吐き気 - 18%
・首の腫れ - 15%
・目の痛み – 14%
・嗅覚障害 - 10%
Antonio José Mora
Madrid|20.07.2022 06:07